僕とゲーム
僕は俗に言うオタクだ。
もっと言うとゲームオタクだ。
今日はいかにしてこのような22歳ゲームオタクが誕生したか話そうと思う。
物心着いた頃からゲームは身近にあった。
おぼろげではあるが家でスーファミのカセットと本体を見たことあるし、PS1もあったのは知っている。
PS2はもっとはっきり覚えている。ラチェット&クランク同梱版のやつをもっていた。
なぜ身近にゲームがあったのか。これは父親の趣味である。
父親は色々趣味があったと言う。なかでもバイクを乗ることが好きだったらしいが、2度の単独事故で死にかけ、母親に相当叱られたらしくそれ以降は辞めたらしい。
長女も産まれ、金のかからない趣味をということでテレビゲームを趣味として始めたのだ。
たしかに言われてみればゲームは趣味としてはコスパがいい。1本数千円で繰り返し何百時間も遊べるからだ。
そんなわけでゲームを趣味として始めた父親、当然産まれてくる子供もゲーム好きになるのは必然と言えよう。
ほとんどの兄弟はゲームを好んでやるが、意外にも得意なジャンルにはバラツキがあったりする。
そんな姉や兄を持つ僕は物心ついたころから姉や兄がプレイするゲームを見ていたし、徐々に自分でもプレイをするようになった。
その中でも僕が今でも好きなジャンルが二つある。FPSと音ゲーだ。
これはもちろん姉と兄、父の影響だ。
FPSは兄と父が昔からCODなどのFPSをやっているのを見てはいた。最初は戦争ゲームはあまり好きではなかったが、年齢を重ね、ひねくれていくにつれ面白さに気づいた形だ。
音ゲーも昔から姉がポップンをやっていたのを見ていて興味を持った。
単純に見えて奥深いシステムにどっぷりハマり中学生の頃には学校から帰ったら姉のスコアを抜かせるように練習をし、土日も練習の為にゲーセンに行く。そんな毎日だった。
そんなこんなで飽きることなくもう22歳。
未だにゲームを主軸に生活している。
世間的に見ればゲームは悪い面が目立つが、実はそうでも無い。
よく、「人を殺すゲームをすると人殺しになる!!!」と喚き散らす人がいるが、それは「犯罪者の99%は食パンを食べたことがある!!!食パンは悪だ!!!」くらいの暴論だと思う。
ゲームと犯罪の因果関係をろくなデータも統計も取らず、ただ「ゲームだから」という理由で批判するのは論理的な思考ができる大人とは言えない。
僕はゲームに救われこそすれ、人生をねじ曲げられたことは無い。
もちろん、(もう少し勉強しておけばよかったなぁ)と思うことはあるが、それはゲームのせいではなく自分の意思力の問題だ。
ゲームを通じて兄弟、家族間の会話は増えたし(そうでなくとも元々仲は良い)、ゲームを通じて、友人も増えた。
歳を重ねて、FPSしながらボイスチャットをするようになると伝達力も必要になってくる。
大人が思っているよりゲームは思っている以上にコミュニケーション能力などを要求されるのだ。
もちろん全員がそうでは無いかもしれないが、少なくとも僕の場合はゲームをやっていてよかったと思う。
ゲームだけをするのは将来性の面からもよくはないが、適度に息抜きや気分転換程度なら害はない、むしろ益がある。
長々と話してしまったが、結論としては僕はゲームを趣味としていてよかったと思う。
これからも体力のある限りは続けていきたいと思うし、万が一子供ができた時も厳しく制限することはしないだろう。
珍しく真面目で面白みのない文になってしまったのでここで一つ面白いダジャレを披露してから終わろうと思う。
それでは、良きゲーミングライフを
働かずして食う。とは
働かずして食う。
それは人類の永遠の命題であり、目指すところだ。
最近頭の中で「不労所得」と「働いたら負け」という言葉がふわふわ回り続けている。
実際問題働かずに生活している人はひと握りだろう。
宝くじを当てた人、親の遺産がウハウハな人
ぱっと思いつく限りでこのくらいだろうか。
結局のところ僕らが目指しているのは「働かずして食う」事ではなく「楽して金を稼ぐ」事なのではないだろうか?
こういう話題を出すと「苦労して稼いだお金の方がー」と言ってくるアホボケおたんこなすびな人間が一定数いる。
そんな訳あるか。人間の欲は深い、楽して金が貰えるならそっちの方に寄り付くに決まってる。
そうでなければインターネット上にごまんとある、インチキ臭い情報商材やFXの広告なんて存在しないはずだ。
詳しいことはのちのち記事にすると思うが、僕は一時期働かずに飯を食べていた時期があった。
俗に言う有給消化休暇である。
その経験もあると余計に働かずに飯を食べたくなるのだ。
朝適当な時間に目覚めて、近所を探検がてら散歩。疲れたら適当なコンビニか喫茶店に逃げ込みカフェインとニコチンの摂取に余念がなかった。
週七日でゲーセンに行っていたし、一日中オンラインゲームしたり、本読んだり究極的に自由な日々だった。
あぁ、いとなつかしき栄光の日々
実際問題楽して金を稼ぐことは無理なのだろう。一見僕らから見れば楽に見える仕事も本人は見えないところで必死に働いているのだから。
先日、とあるYouTuberが一日の流れを動画にしていた。それを見て気づいた、YouTuberは圧倒的に多忙なのだ。
撮影、編集、ネタ会議、イベントの為のリハ、動画投稿以外の仕事(ラジオ等)
ぶっちゃけそこら辺のサラリーマンより忙しそうなのだ。
今までYouTuberは(好きなことやって金貰えるならめっちゃいいやん)と浅はかな考えを持っていたが、この動画を見てからなりたいとは思わなくなった。
楽して金を稼ぐこと、それは永久機関を作るのと同様に実現不可能である。
しかし、いつか宝くじで億単位の金を当てて一生遊んで暮らしたい欲が消えない。
何度も言うが、僕は「働かないでも暮らしに困らない」という選択肢があるなら迷いなくそちらを選ぶような人間なのだ。
そうこうしているうちに時は流れ、明日からまた始まる勤労の日々に嫌気がさしながらぬるくなったコーヒーをすする。
しょうもない事で休日を潰してしまった。毎週そう思う。
では、良き社畜ライフを
僕と一人暮らし
一人暮らしは孤独とどう向き合うかだ。
これはかの有名なフランスの詩人タンティーヌの言葉である。
嘘である。
クソつまらんジョークで場が冷えたところで本題に入ろう。
この時期になると進路も決まり、進学や就職で4月から一人暮らしを始める人も多いのではないだろうか。
かく言う僕も一昨年、20歳の時に再就職を機に、自立するという意味でも一人暮らしを始めた人間である。もっとも僕の場合は7月からだったが。
今回は一人暮らしを始める方々の為に一人暮らし歴一年と半年くらいの僕が快適、かつ孤独死しない方法を伝授しようと思う。
まず新生活に向けてワクワクしている方に現実を突きつける意味でも軽く僕の体験談でも話そう。
第一に冒頭でも述べた通り、一人暮らしは圧倒的孤独だ。
特に僕は兄弟もたくさんいた状態からだったのでまぁまぁ孤独を感じた。
対策法としては女性を毎晩連れ込むか、ぬいぐるみを買うことだ。
僕は前者の方法は無理だったので同居人としてきいろヨッシーを実家から持ってきた。
今でも彼は大切な同居人でもあるしストレス発散の道具にもなっている。
第二に一人暮らしは超絶めんどくさいことだらけだ。
自慢でもなんでもないが、僕は実家に住んでいた頃、1人だけほかの家族と生活リズムが真逆の夜勤をすることが多かったので、昼間にある程度家事をやっておくことには慣れていた。
しかし一人暮らしだと違ってくる。
仕事で褒められた日であっても、逆に大ぽかして平謝りワールドツアーをした後でも家事をやらなければならないのだ。
頻度は人それぞれだと思うが、僕の場合は仕事の服の関係で洗濯は二日に一回、掃除は週に1、2回、お金が無いので自炊はほぼ毎日している。
唯一金曜日と給料日だけはめんどくさいので外で食べるか出来合わせの惣菜を買ってきている。
それに加えて自分がやりたいこと(ゲームをする、ドラムを叩く、本を読む等など)も考えなければならない。
正直クソめんどくさい。掃除をしなくてもいいならしたくないし、洗濯も嫌だ。冬場は洗い物もしたくない。飯も金があるなら毎食サイゼとかコンビニ飯でもいいと思う。
けれどそうは問屋が卸さないので渋々やっている節はある。
最初のうちは頑張ろうと思うが半年もすれば人間は堕落するのだ。
ガヴリールドロップアウトのように。
みんなも一人暮らしを始めたら実家の母親の方へ足を向けて寝れなくなるだろう。
それ程までに母は偉大なのだ。
まぁ、その面倒くささもきっと経験になるのだろう。(僕は一刻も早く宝くじを当ててルンバとメイドさんを雇いたいが)
くだらない元無職ヒキニート予備軍キモオタ童貞の話も聞きあきた頃合いであろうし、ここからは個人的に生活必需品以外で一人暮らしにいる物、いらないものを書き連ねていこうと思う。
当然だが異論反論は認めない。
まず、あると便利なもの
お風呂用防カビ燻煙剤、トイレスタンプ
これは絶対に買っておくべき。掃除の頻度も少なく済むし値段も高くはない。
クイックルハンディ、ワイパー
基本的に掃除用具はこれとほうき、ちりとりだけでいいように思う。畳の人は知らん。
小バエホイホイ
定期的に生ゴミを片付けていてもどこからが奴らは現れる。そのためにもこいつを二、三個買って冷蔵庫の裏の隙間とシンク周りに置いておけば一網打尽にできる。つよい。
オーブンレンジ
大は小を兼ねるともいう。一応こいつでもトーストが焼ける。これはでかい。
単身者向け賃貸のキッチンは引くほど狭いのでトースターなんかにスペースを割いたら負けである。
あと、女の子が家に来た時一緒にお菓子を作るイベントのフラグになる。
次にいらないもの
掃除機
うるさいし場所とるしその割に高いやつじゃないとろくすっぽゴミ吸わないし金の無駄。クイックルワイパーを信じろ。
テレビ
これは僕個人の意見だが、PCモニター持ってるなら100%要らない。なんなら後悔してる。
テレビなんて今日日見ないしニュースはスマホで十分。NHKもうざいし今すぐ叩き割りたい。
こんな所だろうか。
参考にするしないは自由だがそれによる苦情は一切受け付けないので悪しからず。
それでは、良い新生活を送れることを祈っている。
ヤツの話
もう2月も半ばを過ぎ暖かくなってきた。
それと同時にヤツの時期がくる。
そう、花粉である。
僕と花粉との因縁は山よりも高く、海よりも深い。
初めて花粉症を発症したのは、そう僕がまだピチピチの15歳の頃だった。
その時期、僕は焦っていた。
高校受験を控えていたからだ。さらに家はお金が無いので公立高校単願。落ちたらプー太郎確定ルートである。
その状況に追い打ちをかけるように、塾の受験対策模試で数学2点(当然100点満点中)という脅威のロースコアをたたき出し、塾の講師にも「中一でももう少し取れる」と言わしめ、同じ塾で講師をしていた姉上の顔に盛大に泥を塗った事件の直後だったからだ。
いくら偏差値50あるかないかの公立高校とは言え、さすがに数学2点で受かるほどぬるくは無い。そんなこんなで僕は勉強8割、息抜き2割という現在では考えられないような生活を続けていた。
そんな中、ヤツは急に現れた。
鼻水が止まらないのだ。
最初は風邪を疑ったが、数日経っても熱は出ない。しかし鼻水は延々と白糸の滝のように流れ出てくる。
このままでは勉強に集中出来ないと姉上に相談したところ、「それは花粉症ではないか?」とのことだった。
思えば姉上は毎年このくらいの時期になるとくしゃみやら鼻水やら辛いらしく、耳鼻科通いの生活をしていた。
調べてみれば花粉症は産まれてから数十年なったことの無い人でも、許容量を超えると花粉症になるらしいのだ。
しかしそれに気づいた時はもう受験がすぐそこに迫っていた。平日は学校があるので休むわけにもいかない。なにより僕は皆勤賞を狙っていた。
仕方ないので鼻水ダラダラのまま受験に望んだ。制服のポケットにポケットティッシュを2つほどねじ込んで対策したが焼け石に水、全然足りずに後半はひたすら鼻をすすっていた。すまない、ほかの受験生たちよ。
一日目は無事終わった。
しかし問題は二日目である。
二日目は受験の時間は短いものの面接があったのだ。
さすがに面接を鼻水垂れ流しで受けるわけにも行かない。
さらに謎ルールで面接はマスクをしてはいけなかった。僕はこの謎ルールをひたすらに憎んだ。ノーガードで行く決意を固め、当日鼻水が出ないように祈った。
結果としては鼻水は出ず、無事に終わった。
しかし面接で聞かれた内容は全く覚えていなかった。緊張といつ鼻水が垂れてくるかわからない恐怖心のためである。
そんな一悶着あったのを教師たちは一切知らないと思うと少し腹が立ったが、受からせてくれてので許した。
その後の卒業式の予行演習でも箱ティッシュを持参するほどの気合いの入れっぷりだったのだが、生徒指導の担当教員に「当日は箱ティッシュ持ち歩くのはやめてね」とやんわり指摘を受けたので、当日は受験時の教訓を活かしてポケットというポケットの中にティッシュをねじ込んでおいた。
卒業式の後に撮った写真の僕が少しふっくらしているように見えるのはその為である。
そんなこんなで花粉症童貞を卒業、今では花粉症8年目の中堅である。
対策も毎年病院に行って薬をしこたま貰うことで何とか影響は軽くすんでいる。
花粉症は百害あって一利なしだ。
飯はろくに食えずにクチャラーになるし、深夜に鼻づまりで起こされるし、起きずとも知らぬうちに口呼吸になっているせいで朝の目覚めは最悪である。
これが短くともGWの時期まで続くのもタチが悪い。
今花粉症では無いみなさんも決して慢心してはならない。ヤツはある日突然やって来ては勝手に人のは鼻に入り込み体を誤作動させる絶対悪だ。もし発症してしまったら有給取ってでも、皆勤賞を逃してでも早急に耳鼻科に行くことをおすすめする。
それでは良き春を。