T氏の日記帳

日記帳がわり

働かずして食う。とは

働かずして食う。

 

それは人類の永遠の命題であり、目指すところだ。

 

最近頭の中で「不労所得」と「働いたら負け」という言葉がふわふわ回り続けている。

 

実際問題働かずに生活している人はひと握りだろう。

宝くじを当てた人、親の遺産がウハウハな人

ぱっと思いつく限りでこのくらいだろうか。

 

結局のところ僕らが目指しているのは「働かずして食う」事ではなく「楽して金を稼ぐ」事なのではないだろうか?

 

こういう話題を出すと「苦労して稼いだお金の方がー」と言ってくるアホボケおたんこなすびな人間が一定数いる。

そんな訳あるか。人間の欲は深い、楽して金が貰えるならそっちの方に寄り付くに決まってる。

そうでなければインターネット上にごまんとある、インチキ臭い情報商材やFXの広告なんて存在しないはずだ。

 

詳しいことはのちのち記事にすると思うが、僕は一時期働かずに飯を食べていた時期があった。

 

俗に言う有給消化休暇である。

 

その経験もあると余計に働かずに飯を食べたくなるのだ。

 

朝適当な時間に目覚めて、近所を探検がてら散歩。疲れたら適当なコンビニか喫茶店に逃げ込みカフェインとニコチンの摂取に余念がなかった。

週七日でゲーセンに行っていたし、一日中オンラインゲームしたり、本読んだり究極的に自由な日々だった。

 

あぁ、いとなつかしき栄光の日々

 

実際問題楽して金を稼ぐことは無理なのだろう。一見僕らから見れば楽に見える仕事も本人は見えないところで必死に働いているのだから。

 

先日、とあるYouTuberが一日の流れを動画にしていた。それを見て気づいた、YouTuberは圧倒的に多忙なのだ。

撮影、編集、ネタ会議、イベントの為のリハ、動画投稿以外の仕事(ラジオ等)

ぶっちゃけそこら辺のサラリーマンより忙しそうなのだ。

今までYouTuberは(好きなことやって金貰えるならめっちゃいいやん)と浅はかな考えを持っていたが、この動画を見てからなりたいとは思わなくなった。

 

楽して金を稼ぐこと、それは永久機関を作るのと同様に実現不可能である。

 

しかし、いつか宝くじで億単位の金を当てて一生遊んで暮らしたい欲が消えない。

何度も言うが、僕は「働かないでも暮らしに困らない」という選択肢があるなら迷いなくそちらを選ぶような人間なのだ。

 

そうこうしているうちに時は流れ、明日からまた始まる勤労の日々に嫌気がさしながらぬるくなったコーヒーをすする。

 

しょうもない事で休日を潰してしまった。毎週そう思う。

 

では、良き社畜ライフを